2011年03月02日

第2話 「ピーチ姫と宝の地図」

〜プロローグ〜

第2話
「ピーチ姫と宝の地図」


…それはマリオがクリスチーヌと出会う 数日前の事だった
?「フンフ〜ン フフフ〜ン♪」
マリオの家のキッチンで鼻歌交じりに料理をしている1人の男
?「……よし できた!! 兄さん 今日のはなかなかの自信作だよ〜」
マリオのことを「兄さん」と呼び つくったばかりの料理をお皿にのせ
鼻歌を歌いながらテーブルの上へと運ぶマリオにそっくりな この男
そう この男はルイージ マリオの弟だ

ル「新鮮なキノコが手に入ったのはラッキーだったよ
  また僕のお料理レシピが1品増えたよ 兄さん味はどう?」
ルイージは今作った料理のレシピをメモしながらマリオに訪ねた
マリオは満足そうにルイージのつくった料理を平らげていく
いつもと変わらぬ平和な日々… しかしこの物語は
マリオの元に届けられた1通の手紙から全てが始まるのだった

?「マリオさぁ〜〜〜〜ん!!」
マリオが食器を片付けていると 誰かがやってきたらしく
玄関のドアをトントンとノックした
マリオは食器を棚に戻すと すぐさま玄関の扉を開けた
?「あっ! マリオさんお久しぶりです お元気でしたか?」
それは郵便配達員のパレッタだった
パレッタは以前マリオと一緒に冒険をした仲間で
郵便配達員が本業の彼は 毎日忙しく飛び回りながら
キノコワールドのあちこちに手紙を配達してまわっている
パ「この前クリオさんやカメキさんの家にも
  手紙を届けに行きましたけど 皆さんお元気そうでしたよ!
  またマリオさんと一緒に冒険がしたいって言ってました
  もちろん私もですけど…………………… あっ!!
  忘れるところでした はい こちらマリオさんへのお手紙です」
パレッタは郵便袋から1通の手紙を取りだすと それをマリオに渡した
パ「では私はこれで! 次はカラカラ砂漠のロレンチュさんの所に
手紙を届けに行かなきゃならないので…」
パレッタはそう言うと次の配達先に向かって飛び去っていった

ル「兄さん パレッタが持ってきてくれた手紙誰からだったの?」
マリオは椅子に腰掛けると 手紙をテーブルの上に置いた
差出人は何とピーチ姫からだった
ル「兄さん! これピーチ姫からの手紙じゃない!!
  早く開けて読んでみようよ!」
マリオは驚きながらも すぐさま封筒から手紙を取りだして
ピーチ姫からの手紙を読んだ


こんにちはマリオ
私は今 キノコ王国を巡る旅に出ています

その度の途中で 不思議な地図を手に入れました
何と…宝の地図です!

ゴロツキタウンという街で 物売りのおばあさんから
もらった箱に入っていたのです

でも私1人だけで宝物を見つけ出すのはちょっと大変そう…
だからマリオにも宝探しを手伝ってもらいたいのです
いいわよね?

宝の地図は手紙と一緒に入れておきました
それを持って街まで来て下さい
ゴロツキタウンの港で待ってます 絶対来て下さいね

                       ピーチより



ク「………なるほどね〜 それでマリオは その宝の地図を持って
  ピーチ姫が待つ このゴロツキタウンまでやって来たってわけなのね?」
マリオから事情を聞き 納得するクリスチーヌ
ク「…………でも おかしいわね〜 港にピーチ姫らしき人は
  どこにも見あたらなかったわよね?」
クリスチーヌの問いかけに頷くマリオ
ク「もしかしたら さっきの騒ぎがあったから 他の場所に行っちゃったか…
  それともあるいは…1人で先に宝探しを始めちゃったかのどちらかね!」
クリスチーヌの言葉に再び頷くマリオ
ピーチ姫の性格からすると マリオの到着を待ちきれず
1人で先に宝探しを初めてしまったとしても 何の不思議もない
と…その時
?「おや!? マリオ殿ではありませんか!」

突然声をかけてマリオに近づいてきた1人の老人
?「いやはや こんなところで会うとは奇遇ですな! いやっはっはっは…」
それはキノコ王国の大臣 キノじいだった
しかしいつもは一緒にいるはずのピーチ姫の姿はない
キ「……ところで マリオ殿が何故この街に!?」
どうやらキノじいは何も知らないらしく
マリオはピーチ姫から宝の地図と手紙が送られてきた事を
キノじいに伝えた

キ「な…何と 姫はそのような事を…」
やれやれと言った感じで首を左右に動かすキノじい
キ「実は私達は旅の途中 船の燃料を補給する為にこの街にやってきたわけですが…
  私がちょっと目を離した隙に姫はどこかにいかれてしまわれたのです
  …………とはいえ 姫にとってはいつものこと
  どうせすぐに戻ってくると思っていたのですが…未だに姫はお戻りになられない
  ですから心配になって街を歩き回って探していたところなのですよ」
キノじいはフゥーと小さくため息を零した
キ「………ですが マリオ殿がおられれば安心ですな!
  申し訳ないのですが 姫を見つけて連れてきてもらえませぬかな?
  私はそこの宿屋で休んでおりますので…」
キノじいはそう言うと 正面に見えている宿屋へと入っていった

ク「……ピーチ姫が戻ってきてないってことは
  やっぱり1人で宝探しに向かったってことなのかしら?
  それなら…」
クリスチーヌは少し考えた後 振り返ってマリオに言った
ク「……ねぇマリオ! 私と一緒に来ない!?」
突然の誘いにマリオは驚いた
ク「私の大学の先生が この街で その伝説の宝を研究してるんだけど…
  先生に その宝の地図を見てもらいましょうよ!
  もしかしたら何か分かるかも知れないじゃない」
マリオは腕を組み どうするか悩んでいた
ク「…それにピーチ姫が本当に宝探しを1人で始めたんなら
  私達も宝物を追っていけばいいのよ!
  そしたら いずれピーチ姫にも会えるんじゃないかしら?」
一見強引にも思えるが よくよく考えてみると
意外としっかりとしているクリスチーヌの意見にマリオは素直に納得した
ク「…じゃあ決まりね! よろしくねマリオ!」
こうして考古学を学ぶクリボーの女の子 クリスチーヌを仲間にしたマリオの
伝説の宝を巡る新たな冒険が今スタートしたのだった

                                       つづく
posted by モモワ at 20:13| 和歌山 ☀| Comment(3) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おぉ、懐かしい。
不朽の名作、ペーパーマリオRPGをノベライズですか。(ノベ〜……と言って、気取ってみる)

やったことあるけど、やっぱり、行動(会話とか)が追加(?)されているので、新鮮ですね。

次回を楽しみにしてます。
(ちなみにN64はマリオストーリー派です。あれはマジ神ゲー)
Posted by N64 at 2011年03月02日 21:37
こんばんは。

2話目ですね! ってかまだプロローグだったのですねw 気付いてませんでした
読んでて思ったのですが、モモワの書き方の場合、「」前に誰が言ったかを表示する名前は無くてもわかりますよ〜
まあ、そこは人それぞれなんですけどね ただ、なくとも分かるってことで

ふむふむ こんな過程があってこうなったのですね(どうなった
それよりパレッタ〜!!(うるさい
一緒に冒険していったら面白いのに……(
クリスチーヌを仲間にして、この後どうなるんでしょう? ピーチ姫は見つかるんですかね……

続き楽しみにしてます^^

また来ますねー
それでは!
Posted by セル at 2011年03月02日 21:50
早速オリジナル要素入ってるけど前作?知らないんだよねぇ…(

「いいわよね?」あったなぁ〜w←

キノじいが愚痴を言いながら宿に行く場面何気に好きだったりするw
ゲームのほうだけれども
Posted by れいり at 2011年03月05日 21:02
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