2011年03月26日

第7話「地底湖の巨大生物」

〜ステージ1〜
マリオとお城とドラゴンと

第7話「地底湖の巨大生物」


マリオとクリスチーヌはゴロツキタウンへ戻るため
再び地下通路に続く土管の前までやってきていた
ク「さぁ行きましょう! 早いとこ そのカギ開けのプロって人を見つけて
  スットン砦へと続く門を開けてもらわなくちゃ」
マリオ達は土管の中へ飛び込んだ
土管の先はゴロツキタウンの地下へと続いており
マリオ達が土管を抜けた先は 周りを水に囲まれた浮島の上だった
どうやら海の水が この地底にまで流れ込んできているらしいのだ
ク「この場所には謎の巨大生物が住んでるって噂もあるらしいわ
  マリオ 落ちないように気をつけてね」
クリスチーヌの忠告通り マリオは点々と続いている足場を
得意のジャンプで渡り 向こう岸へとたどり着いた
ク「それにしても…そのカギ開けのプロって人
  すぐに見つけられるかしら? とりあえずフランクリ先生に
  聞いてみるのが1番いいと思うんだけど…」
マリオも同じ事を考えながら 曲がり角を曲がろうとした
と その時
?「おわっ!!」
曲がり角でマリオは誰かとぶつかり 後ろに倒れた
?「いてて………ん? 何だアンタか」
ク「あら!? あなたあの時の!」
目の前で同じように後ろに倒れていたのは
ゴロツキタウンで出会った緑服のボロドーだった
ク「…!! ちょうどよかったわ!
  あなたに謝らなきゃならない事があったの」
クリスチーヌは以前ボロドーが落としたと思われる黒いカギを
勝手に使って黒い箱を開けてしまった事をボロドーに詫びた
ボ「……あ〜 そういや この辺りを探索してる時に
  そんなカギ拾ったっけな…
  まぁ気にすんな! 俺だってたまたま拾っただけだしよ!」
ボロドーはイヤミ事1つ言うことなく 笑ってその事を許してくれた
ボ「…それに 役に立ったとはいえ結果的にそのせいで
  アンタに呪いがかかっちまったんだろ?
  俺がカギを持ったまま その箱を見つけてたら
  アンタじゃなく俺が呪われてたかもしれないもんな…
  こんな言い方すんのも何だけど おかげでこっちは助かったんだ
  こっちこそ礼を言わせてもらうよ」
ボロドーに逆に礼を言われ 少し戸惑うマリオ
ボ「…おっとすまねぇ! ちょいと急ぎの用があるんだ!
  そんじゃまたなお二人さん!」
ク「あっ! ちょっと待って あなたカギ開けの…」
クリスチーヌがカギ開けのプロの事を訪ねようとした時には
既にボロドーは走り去っていった後だった
ク「……行っちゃったわね 彼ならゴロツキタウンの事に詳しそうだし
  私達が探しているカギ開けのプロの事を
  もしかしたら知ってるんじゃないかって思ったんだけど…
  急いでたみたいだし 邪魔しちゃ悪いわね
  さぁ 早くゴロツキタウンに…」
※「うわああっ!!」
突然背後から誰かの悲鳴が聞こえた
ク「!! 今の悲鳴って…さっきのボロドーじゃない?
  行ってみましょうマリオ!!」
2人はすぐさま来た道を引き返し 声がした方へ向かった

そして先程の水が溜まってる場所で 2人はそれを目撃した
?「ゲソソソ!! 人様の……いやイカ様の大事なゲソを
  いきなり踏みつけるとはどういうこっちゃねん!?
  ええ根性しとるやんけわれー!!」
水面から顔を出した巨大なイカが
長い足でボロドーの身体をしめつけていたのだ
ボ「悪かったって言ってんだろ!
  俺だって踏みたくて踏んだんじゃねーよ!
  お前が足を浮島の上に置いてあるから
  着地した時に…うわっ!!」
?「ゲソゲソー!! 何やワレー? わいにいちゃもんつける気か?
  どたまかちわって海の底に沈めたろかいワレーーーッ!!」
巨大なイカはボロドーを締め上げる足に力を入れた
ク「大変! あの人を助けなきゃ! マリオ!!」
マリオは頷き 持っていたハンマーで巨大イカの別の足に
強烈な一撃をおみまいした
?「ゲソソソォォォ〜〜〜!!」
巨大イカの悲鳴が辺りに引き渡り
ボロドーは足のしめつけがゆるんだ瞬間に素早く脱出した
ボ「ふぅ〜 アンタのおかげで助かったぜ! ありがとよ!」
ク「この前助けてもらったんだから当然よ! ねぇマリオ?」
クリスチーヌの問いかけに頷くマリオ
すると…
?「ゲソゲソゲソー!! よーもやってくれたな!!
  何かよー見たら 偉そうなヒゲはやしよったオヤジまでおるやんけ!!
  おまけによーも わいのゲソを痛めつけてくれよったな!?
  上等やんけー!! 全員まとめていてこましたるわいー!!」
巨大イカは全身を水面から出し 空中に浮遊しながら2本の長い足を
マリオ達めがけてのばしてきた
しかりマリオ達はジャンプで攻撃をかわして着地した
ク「巨大イカのゲッソーよ! 空中にいられるってことは
  こいつは『空中ゲッソー』って呼ばれる一種みたいね
  確かコイツは足を攻撃すれば バランスを崩して
  しばらく動けなくなっちゃうはずよ!」
ボ「おーし! そんなら話は早いぜ!!」
ボロドーはマリオ同様ジャンプでゲッソーの足を踏みつけた
ゲ「ゲソーーッ!! 何してくれよんねん!!
  こうなったらワテの華麗なゲソさばきを見せたるさかい
  覚悟せいやーーーーっ!!」
怒ったゲッソーは別の足をムチのようにしならせて
ボロドー目掛けて振り下ろしてきた
しかしボロドーはサッと攻撃をかわした
ボ「へへへ…そんな攻撃あたんねーよ!」
ゲ「ゲソソー!! ならこれやったらどないやー!?」
ゲッソーは天井ギリギリまで上昇すると 足をボロドーの方に向けた
ク「!! イカスミ攻撃が来るわ! 気をつけて!」
クリスチーヌの助言が間に合い ボロドーは素早くその場から離れた
そして誰もいなくなった場所に ゲッソーのイカスミ攻撃が炸裂した
ゲ「ゲソゲソー!! 小生意気な小娘めー!!
  まずはテメーから…………おっ?」
クリスチーヌに気を取られている間にマリオは大ジャンプで
ゲッソーの真上まで飛び上がり そこから必殺ガツーンジャンプを
ゲッソーの頭におみまいした
ゲ「ゲソソォォォォーーッ!! 何でやねぇぇ〜〜ん!!」
ゲッソーはそのまま海面に落下し 水の底へと沈んでいった

ボ「………どうやら逃げちまったようだな」
3人はしばらく水面を注意深く見ていたが ゲッソーが再び
浮かび上がってくる様子はなさそうだった
ボ「今回はアンタのおかげで助かったぜ ありがとよ!
  それにそっちの物知りで可愛いお嬢ちゃんにも感謝しなくちゃな!」
ク「さっきも言ったけど 前に助けてもらったんだからお互い様よ!
  …あ! そうそうあなたに聞きたいことがあったのよ」
ボ「俺に?」
クリスチーヌはボロドーにゴロツキタウンにいるという
カギ開けのプロの事を知らないかどうか訪ねた
ボ「……なるほど それでその門の鍵を開けるために
  そのプロを探してるってわけか?」
ク「ええ… あなたならゴロツキタウンの事にも詳しそうだし
  もしかしたら知ってるんじゃないかな〜って…」
するとボロドーは口を歪めて小さく笑った後
右手で自分の胸をポンと叩いた
ボ「……知ってるも何も そりゃ俺の事だぜ!」
ク「えええぇ〜〜〜っ!?」
2人は驚いて悲鳴をあげた
2人の悲鳴が水の流れる音しかしない静かな空間にこだまする
ボ「……なるほどな! じゃあ話は早いぜ!
  俺も用事でハナハナ村に行くところだったんだ!
  ついでにその鍵を開けてやるよ!」
ク「本当!? マリオ! これで私達スットン砦に行けるわね」
探していたカギ開けのプロに偶然出会えた事に
クリスチーヌは嬉しそうに跳びはねて喜んだ
ボ「さぁ行こうぜ! もたもたしてると
  またあいつみてーなのが出てくるかもしんねーしな」
マリオ達は再び浮島を渡り ドラドラ平原へと続く土管がある浮島を目指した
ク「……あっ! そういえばあなたの名前 まだ聞いてなかったわね
  私はクリスチーヌ クリフォルニア大学の3年生よ」
歩いてる途中でクリスチーヌがボロドーに訪ねた
ボ「名乗りなんて普段はしねーんだが…
  可愛いお嬢ちゃんに先に名乗られたんじゃ
  こっちも名乗らねーわけにはいかねーよな!」
ボロドーは土管の前で立ち止まると 後ろを向いて返事を返した
ボ「…俺はプロッツ! 人呼んで渡世人のプロッツだ
  まぁ覚えるなり忘れるなり自由にしてくれ!」
そういうとボロドー プロッツは土管の中へ飛び込んだ
そしてマリオ達もハナハナ村に戻るため 続いて土管へと飛び込んでいった

                                        つづく

  



  














posted by モモワ at 21:13| 和歌山 ☀| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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